1. ホーム
  2. メタポリスとは?
  3. デザインコンセプト

デザインコンセプト 押井守監修の世界観

俯瞰図

メタポリスの都市設計コンセプトは、『共生』

「人とクルマ」「テクノロジーと自然」「歴史と近未来」が、ひとつの都市のなかでうまく調和し、それぞれに引き立てあいながら共生していく“未来都市”を描くことがテーマです。こうしたコンセプトを実現するためには、人や地球環境に造詣が深く、よりリアルな形で表現することのできる優れたクリエーターの力が必要でした。

そこで真っ先に頭に浮かんだのが、バーチャル・リアリティやサイバーパンクな世界観の第一人者で、いまや日本のみならず海外でも高い評価を受けている押井守氏だったのです。
人や社会の本質を鋭く切り取る感性と、それを前衛的な映像やアニメーションで再現する手腕は、本来矛盾する「テクノロジーと自然」、「過去と近未来」の共生、といったメタポリスのコンセプトを構築するうえで、欠かせないエッセンスとなっています。
ぜひ、 メタポリスに訪れてこの世界観を体感してください。

ミュージアム

押井氏は、2005年に開催された愛知万博でも、体感型映像空間「めざめの方舟」(中日新聞プロデュース共同館「夢みる山」のテーマシアター)の総合プロデュースを務めた実績があり、目指すべき“人と地球”の未来を、映像を通して描き続けてきたひとりといえるでしょう。
そのような経緯から、メタポリスの世界観を構築するにふさわしいクリエーターとして、平田秀一氏に作画を、押井氏にデザイン監修を依頼しました。

アバターたち

キービジュアルは、”コロッセウム”

ローマ帝政期につくられた円形闘技場“コロッセウム”は、古来より、さまざまな人々が集う場であり、時代によってことなる目的に用いられてきました。そして、現代においてもなお、街や社会と共生し、その存在感を示しています。
「テクノロジーと自然」「過去と近未来」といった、一見矛盾する要素の“共生”を可能にするというグランドデザインのコンセプトは、ビジュアルイメージでいえば、ちょうど“コロッセウム”にあたるといえるでしょう。

コロッセウム

モータリゼーションという上昇志向一辺倒の世の中から、環境問題を語る事が日常となりつつある昨今。生活水準を落とす事無く、環境保全という人類にとっての命題を、如何に遂行して行くのかが、わが国最大の産業である自動車メーカーとしての義務だと考えられている。

だが実際には、現実に山積している諸問題を置き去りにして理想論ばかりが先行しがちな環境問題を、一足飛びにクリアする事が不可能な事は、co2排出削減の目標数値ひとつを取っても明らかであり、この理想と現実のギャップの中で、企業イメージを維持し続ける事が困難であろう事は、想像に難くない。

そこでバーチャルシティである。

来るべき車社会を想起させ、理想的な未来を提示する為に、これほど適した媒体は無い。環境悪化という情報がある種の強迫観念を生み、現実よりも悪いイメージばかりが肥大化していくのであれば、それに歯止めをかけ、現実に押し戻す事ができるのもまた情報である。

「自然と共生する車社会」というイメージ。

濃密な世界観ではアニメ業界内で右に出るものの無い平田秀一のデザインした美術が、このイメージ世界へと見る者を誘うだろう。

映画監督 押井守

押井守プロフィール

押井守

押井守【おしい・まもる】
1951年8月8日生。アニメや実写映画を中心に活動している日本の映画監督、演出家。その他にも、ゲームクリエイター、小説家、脚本家、漫画原作者と活動は幅広い。代表作に『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』『機動警察パトレイバー2 the Movie』『攻殻機動隊/GHOST IN THE SHELL』『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』など。